ココボロ

今回は素材の話。

ココボロという銘木があります。

非常に素直でそれなりの強度がありつつ、しかも削り易い。

油分もそこそこあるので、滑らかで加工しやすいのですが、

少しクセというか難点が2つあります。

                                                                    

 

まず1つ目。

この木は、時間の経過とともに

どんどん色が変わってきます。

  

 

 

1 ココボロを削って直ぐの画像

                                                                    

非常に色も杢目もきれいなのですが、

2~3日経つと・・・

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色が赤茶に変色します。

 

                                                                     

 

更に時間が経つと・・・

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どんどん茶色に近くなってきます。

今も進行形で茶色くなっています。

                                                                        

 

 

ですので

この木で何かを作る際は、最終的にどんな色になるのか

見当をつけておかないといけません。

 

                                                                    

 

そして二つ目。

この木を削った時に出る微粉がアレルギーを引き起こす時があります。

                                                                 

防塵メガネとマスクをしても

瞼が腫れたり、喉をやられて咳が出たり、

鼻水が出たり、微粉が付いた手がかぶれたり・・・

症状は人によって様々。

                                                                      

この、色が変わる事と、アレルギーが出る可能性の事は

以前から知っていましたが、

実はこの2つ、ちゃんと関連して理由がありました。

 

                                                                     

 

<ある材木屋さんの話です>

ココボロって、

害虫など、自分に害をもたらす要因を排除しようと、

自らが何らかの成分を出しているらしいです。

動物のように手足は使えないし、

移動して逃げたり出来ないので、こうやって自己防衛してると。

その成分で覆った色が赤茶色で、

その赤茶色の成分が人にアレルギーをもたらすのだと。

 

最近、それを教わって、へぇぇ~そうなんや‼と感心しました。

                                                                    

 

そらぁ、この木にしてみたら、

切られて、穴開けられて、表面削られて、

たまったもんじゃないですよね。

防御反応でどんどん赤茶に変わってるのかと思うと、

この木って、なかなかやるなぁ!と思います(笑)

 

                                                                      

 

因みに、このペンダントを加工中

防塵メガネもマスクも無し、腕も丸出し でしたが、

目・鼻・喉・皮膚、どこも何もなく大丈夫でした。

                                                                      

やっぱり、効かない生物もいるようです(笑)

  

 

 

 

 

 

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